検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 8 件中 1件目~8件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

Calculation of K-absorption edge in laser-shocked aluminum

千原 順三*; 清川 修二*; 内海 隆行*

Inst. Phys. Conf. Ser., (159), p.455 - 458, 1999/00

近年、高出力レーザーにより高圧高密度のプラズマが生成されその光学的研究が進められている。DaSilva達はHugoniot曲線に沿って密度を固体密度からその3倍位まで変化させたとき、アルミニュームプラズマのK-edgeの変化の仕方を測定している。このK-edgeの密度変化は、注目するイオンのまわりのイオン分布・電子分布に強く依存するため、これらを正確に計算する必要がある。われわれはQHNC方程式とSlaterのtransition stateの方法を組合せて、この変化を計算し、実験と一致した結果を得た。

論文

Pressure-variation of structure factor of liquid Rb

千原 順三*; G.Kahl*

Japanese Journal of Applied Physics, 38(SUPPL.38-1), p.492 - 495, 1999/00

 被引用回数:187 パーセンタイル:97.95(Physics, Applied)

辻達は放射光を用いて、常圧から6GPaまで圧力を掛けてルビジューム液体の構造因子の変化を測定している。われわれはこのような高圧下の圧縮されたルビジューム液体のイオン配列構造・電子構造をQHNC法を用いて計算した。この計算では最近Rosenfeldにより提唱されたbridge-functionalを用いることで分子動力学と同程度の正確な構造因子が得られることを示した。このようにして得られた構造因子は波数を平均原子間距離でscaleすると、すべての圧力下の結果が同一曲線上に載ることが示された。これは液体ルビジュームが圧力を掛けるとともにその構造を一様に変化させることを示し、実験結果とも一致する。

論文

Dharma-wardana-Perrot theory and the quantal hypernetted-chain equation for strongly coupled plasmas

千原 順三

Physical Review A, 44(2), p.1247 - 1256, 1991/07

 被引用回数:12 パーセンタイル:59.63(Optics)

強結合プラズマの種々の性質を計算しているダーマ・ワーダナ・ペロー理論を別の形に書き変え、その構造と含まれている近似を明らかにした。その結果、HNC方程式と違って、この理論は、束縛電子をイオンとして持つプラズマには適用できないことが示された。液体金属リチウムを例にとり、数値計算的にもこの破錠を示した。またHNC方程式との比較から、この理論は高密度プラズマの簡単な計算法を与えるように改良できることを示した。

論文

Quantal hypernetted chain equation applied to liquid metallic hydrogen

千原 順三

Strongly Coupled Plasma Physics, p.587 - 596, 1987/00

液体金属をイオンと電子から成る2成分系として扱った場合、古典粒子と量子論的粒子の混合系を扱う必要を生じる。原子中電子、固体中電子に用いられている密度汎関数法をもとに、古典液体での粒子間相関を定める積分方程式(HNC方程式)を量子液体にも適用できるように拡張される。この方程式は、他の人々によって提唱されている方法も、その1段低い近似として含んでいることも示される。これらの関係と液体金属水素への応用例を含めてreview talkを行う。

論文

Comparison of integral equations for correlations in liquid metallic hydrogen

千原 順三

Phys.Rev.,A, 33(4), p.2575 - 2582, 1986/00

密度汎関数法に、HNC近似・ジェリウムモデルの情報を用いることで、液体金属の対相関についての様々な積分方程式が導かれる。それらにHNC方程式・Dharma-Wardana達の式・Ichimarn達の式がある。このうち後者の2つは、彼等の無視している電子イオンの相関の効果を取り入れるように、各々拡張した。これらの5つの積分方程式を、液体金属について数値的に解くことで、彼等の近似の吟味を行った。またイオンと結びついた電子の交換相関効果を、イオンを一様電化で置き換えた中でのそれで近似する基本的な取り扱い方の限界をHNC方程式を基に調べた。これらの比較の下に、HNC方程式の優位性を示した。

論文

Comparison of local-density and quantal hypernetted-chain approximations in the calculation of electron density distribution

千原 順三

Progress of Theoretical Physics, 70(2), p.331 - 342, 1983/00

 被引用回数:6 パーセンタイル:55.69(Physics, Multidisciplinary)

電子ガス中に固定された電子のまわりの密度分布を、ハートリー方程式と2つのタイプの交換相関ポテンシャルにたいする近似を用いて計算した:1つは従来よく用いられている局所密度近似(LDA)で、他の1つはQHNC方程式によって与えられる非局所密度近似である。この結果を比較したところ、LDAとQHNCから与えられる密度分布は低密度から高密度の場合に渡ってよく一致する。しかし、これのフーリエ交換から与えられる交換相関関数G(Q)では、この2つの近似では大きな違いを生じ、LDAは波数Qの小さい所で正しい振舞を与えない。またLDAによって与えられるphase shiftはFriedelの総和則をみたさないことが分った。これらの欠点はLDAではクーロン相互作用を十分に遮蔽できなくて長距離まで残ることに起因することが分った。

論文

Derivation of quantal hyper-netted chain equation from the Kohn-Sham theory

千原 順三

Progress of Theoretical Physics, 59(1), p.76 - 86, 1978/01

 被引用回数:30

以前に古典液体を扱うPercusの方法を量子論的に拡張することで、量子論的Hyper-netted Chain方程式を導いたが、この式が絶対零度の電子ガスを扱うKohn-shamの方法からも導けることを示した。この導出は、またPercusの方法の量子系への拡張が正当であったことをも証明している。さらにKohn-shemの方法によって一定密度からのずれが大きい場合の外場U(r)中の電子密度分布n(rrU)を求める積分方程式を導いた:この式の第1項は、バンド計算・原子構造の計算に用いられるSloterの局所ポテンシャルを与え、第2項以上はこれにたいする非局所性の補正を与えることが示される。ここで導いた積分方程式は、絶対零度の電子ガスばかりにではなく、有限温度の量子液体にも適用できる。

論文

Radial distribution functions and bound electronic energy levels in hydrogen plasmas

千原 順三

Progress of Theoretical Physics, 60(6), p.1640 - 1652, 1978/00

 被引用回数:14

水素プラズマを、陽子電子の混合系として10$$^{1}$$$$^{8}$$,10$$^{2}$$$$^{0}$$,6$$times$$10$$^{2}$$$$^{0}$$,6$$times$$10$$^{2}$$$$^{1}$$固/cm$$^{3}$$の密度の場合、いくつかの10$$^{4}$$Kのオーダーの温度で、量子力学的なHNC方程式(QHNC)を用いて動径分布関数を計算した。陽子・電子の分布関数は、昔から古典的な取扱いでは発散を生じることが知られているが、この方法によるとQHNC方程式にともなうSchroedinger方程式を解くことで自動的にこの発散は防がれる。同時に水素プラズマ中における電子の陽子による束縛エネルギー準位も計算された。10$$^{1}$$$$^{8}$$,10$$^{2}$$$$^{0}$$,6$$times$$10$$^{2}$$$$^{0}$$,6$$times$$10$$^{2}$$$$^{1}$$個/cm$$^{3}$$の密度で各々3.3$$times$$10$$^{4}$$,4.8$$times$$10$$^{4}$$,5.4$$times$$10$$^{4}$$,5.9$$times$$10$$^{4}$$K近くで、水素分子の形成を示す山が陽子・陽子の相関関数に現れる。またプラズマのこの温度への接近は、電子の束縛エネルギーの変化が大きくなることで観測されることが予測される。低密度高温領域では、QHNC方程式からある条件の下に導かれる量子力学的Debye-Hiickel方程式で、束縛エネルギー準位・相関関数を、ともに正しく計算できることを示した。

8 件中 1件目~8件目を表示
  • 1